富士市・富士宮 家探し.com 富士・富士宮エリアの不動産情報

フリーダイヤル:0120-234-241 スミヨイフジノイエ

  • 営業時間 9:30~18:00

運営:株式会社ハウシード

藤田店長ブログ

【店長ブログ】 不動産コラム第十二弾!

(株)ハウシード、アパマンショップ富士伝法店の藤田です。
先日のコラムでは耐震性を見る指標として、2つの耐震基準についてご紹介させていただきました。

しかし、実際に地震が起こった際の建物の揺れ方や家具倒壊の危険性などは、どのような建築構造で地震対策が施されているかによって異なります。
ということで今回は、3つの建築構造についてご紹介いたします。


地震から建物を守る3つの建築構造
地震対策としての建築構造には、免震・制震・耐震の3種類があります。これら3つにはそれぞれ、
・免震:地震の揺れを免れる(受け流す)
・制震:地震の揺れを制御する(吸収する)
・耐震:地震の揺れに耐える
というような意味があります。それでは、ひとつずつ順番に詳しく見ていきましょう。


免震
建物の下には、建物を支えて地盤に定着させる基礎と呼ばれる部分がありますが、免震構造では建物とその基礎との間に免震装置を設置します。
建物と地盤を離れさせることによって、地震の揺れを建物に直接伝えないという構造です。どんな地震でも全く揺れないというわけではありませんが、3つの建築構造の中では最も揺れを軽減することができます。
建物の揺れ自体を抑えるということから、家具の転倒や破損の危険性も最も低くなるといえるでしょう。


制震
制震構造では、建物内部の骨組みとなる部分に振動低減装置などを組み込みます。地震が起こった際にはそれらの装置が地震の揺れを吸収するという構造です。
建物は基本的に上階ほど揺れが大きくなるものですが、制震構造の場合は上階でも極端に揺れが大きくなることを防いでくれます。高層ビルなどの高い建物には特に有効な地震対策だといえるでしょう。


耐震
耐震構造は、柱や壁、屋根や床などを強化することによって建物自体の強度を高め、地震の揺れに耐えるという構造です。
現在の住宅の大半で採用されていますが、耐震構造は「建物が倒壊せず、住人が避難できること」を前提としているので、地震の揺れを軽減するものではありません。揺れはそのまま建物に伝わるので、家具などの転倒や破損の可能性は高くなってしまいます。


結局どれが一番安全なの?
いずれの建築構造も建物自体の損壊を防ぐ目的であるため、安全面で大きく劣るものはありません。しかし建物内の揺れの大きさで考えた時、最も揺れが少ないのは免震ということになります。免震では家具等の転倒を防ぐことができ、耐震・制震に比べ揺れを3分の1程度に抑えることができます。
しかし免震構造の場合は工期が延びたり、工事費が高額になってしまうことがほとんどです。大半の住宅が今も耐震構造になっているのはそのためです。
つまり、3つの建築構造について簡単にまとめると以下のようになります。


建物の揺れ被害軽減 : 免震>制震>耐震
 導入コスト : 免震>制震>耐震

住宅は非常に大きな買い物です。皆さまにとって最善の選択ができるよう、お悩みの際はぜひ不動産のプロに相談してみてはいかがでしょうか。


******************** 

富士・富士宮の新築、中古、マンション、土地探しは
(株)ハウシードにお任せ☆

売却査定も無料!!お気軽にお問合せ下さい!
 
アパマンショップ富士伝法店 
株式会社ハウシード
TEL:0120-234-241
売買部:藤田 英治
E-mail:apa14@fujichintai.com

営業時間
平 日 AM9:30~PM18:00
日・祝 AM9:00~PM17:00


********************