【店長ブログ】 不動産コラム第九弾!
こんにちは!
(株)ハウシードの藤田です。
本日の不動産コラムは、前回に引き続き「新築住宅」「中古住宅」の比較になります。
今回は、建物の構造や耐震についての比較となっております。
富士、富士宮市ですと地震には敏感な方が多いと思いますので、興味のある方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
それではスタートです(^.^)
一般的にはあまり認識されていませんが、住宅は「スケルトン」と呼ばれる構造躯体に「インフィル」と呼ばれる内装部分が挿入されて住空間ができています。
そして老朽化や劣化が目立つ「インフィル」は、マンション・一戸建てを問わず刷新することができるのです。
これが最近注目されている「リノベーション」と呼ばれるものです。
リノベーションを施せば、構造躯体は中古でも身体に触れる部分は全て新品になります。内装のデザインや設備・機能を、施主のオーダーメイドで作ることができるリノベーションでは、平均的な新築分譲住宅では望めないような高級な設備が手に入れられることも珍しくありません。
前回、「新築の価値は未入居である」と書きましたが、リノベーションした中古住宅は、人が触れる「インフィル」の部分がすべて刷新されているので、その点においては「新築」のメリットを持っている、と言えるのではないでしょうか。
さて、ほぼ全ての住宅でリノベーションが可能ということは、逆に新築住宅を購入するという場合には「インフィル」ではなく「スケルトン」にこだわるべきでしょう。
スケルトンの性能を判断するには、耐震性能や住宅性能表示制度(住宅の性能に関する表示や評価)、長期優良住宅(長寿命住宅の認定制度)などに注目しましょう。
スケルトンの性能の中でも不可欠なのが「耐震性能」であり、最も気になるポイントかと思います。
建築基準法の中の耐震性に関する基準は、1981年に大幅に改正されました。このときに制定された新耐震基準が、住宅の耐震性能を計る大きな目安になります。
ポイントは「1981年6月1日」。これ以降に「建築確認済証」が交付された建物か、それ以前の建物かで、耐震性能の基準が大きく異なります。震度6強から7に達する大規模地震に備えるためには、この新耐震基準を満たしているかどうかがとても重要だと言えるでしょう。
肝心のスケルトン部分が20年前・30年前の建物と同じレベルの性能ならば、わざわざ新築を買う必要性はあまりないと考えられます。
新築だから性能がいい!と頭から信じてかかるのではなく、上で紹介したような耐震基準や認定制度など、客観的な視点をもって判断することをお勧めします。
●まとめ
・住宅は「スケルトン」と「インフィル」で構成され、「インフィル」はすべて刷新できる
・新築だからと言って「スケルトン」の性能が必ずしも良いというわけではないので、客観的な基準をもって見定めることが重要
住宅の購入に関して、ご希望やご不明点、お悩みなどがあれば、ぜひお気軽に(株)ハウシード、藤田までご連絡ください!
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